スマホ・携帯の電磁波って良くないみたいだけど…

 

総務省が毎年実施している通信利用動向調査では、スマートフォンなどのモバイル端末の保有率９割となっている日本。

なくてはならないものになりましたよね。

 

ですが、電磁波の事はあまり気にされていない方が多いと思います。

電磁波の事を知っておいて損はないのでまとめてみます。

 

健康への影響はある？

 

睡眠障害や頭痛の他に倦怠感、吐き気、肩こりなど挙げられています。

不妊や胎児への影響を懸念する声もあります。

 

子供への影響

子供の頭蓋骨や皮膚は大人より薄い上、子供の脳は水分が多いので電磁波を吸収しやすい特徴があります。

その特徴からも、スマホ・携帯を赤ちゃん・子供に出来るだけ使わせない・大人もそばで使わない工夫が必要です。

 

 

海外での対応は…

【英国】

16歳以下は使用を避けるべき

高圧送電線の60ｍ以内へ新たに住宅及び学校の建設を禁止（2000年）

 

【ドイツ】

子供から携帯電話を遠ざけるように両親は気を付けるべき

 

【バングラディシュ】

16歳未満の子供の使用禁止

 

【フランス】

妊婦の腹部・若者の生殖腺には近づけないように　

12歳以下の子供向け携帯電話の広告はすべて禁止

6歳以下の子供使用のために設計された携帯電話の販売を禁止

 

海外だとこんな規制もある電磁波。

過敏になって生活する事は疲れてしまいますが、出来るだけ、電磁波の影響から子供達を遠ざけてあげたいですね。

 

電磁波をできるだけ避ける対処法

 

電磁波は電気から距離を置く事が重要で、離れると急速に電磁波の被ばく数が下がるという特徴があります。

 

では、具体的は対処方法をご紹介します。

 

【１】寝る時にはスマホを枕元に置かない

寝る時は枕元にスマートフォン・携帯を置かないようにしましょう。

最低でも頭から50ｃｍは離しましょう。

可能なら電源オフが一番安心です。

 

【２】緊急時以外は子供に使わせない

胎児・子供は大人より電磁波の影響をはるかに受けやすいため、どうしてもの時以外は使わない事が一番です。

 

【３】ハンズフリーで通話

頭部に直接当てないようにすることで電磁波の量を軽減する事が出来ます。

室内でいる時などハンズフリーで通話できる環境では行いたいものです。

 

【４】イヤフォンを使用する

イヤホンマイクを使い、スマホを身体から離して使用すれば、電磁波の量は20分の１～136分の1まで減らせます。

 

【５】発着信の瞬間は、特に身体から離す

スマホ・携帯は、発着信時した瞬間とその前後、ケタ違いに電磁波が強くなるので、意識して体から離しましょう。

しばらくすると最寄りの基地局とのやりとりになり、必要なだけの出力レベルに落ち着きます。

相手が出てから初めて耳に当てましょう！

 

【６】通話状態の悪い場所で使用しない

スマホ・携帯は、受信状況が悪いと自動的に出力レベルが上がるようになっています。

 

【７】ポケットに携帯電話を入れておくことも避ける

特に胸ポケットやズボンの前ポケットは心臓や生殖器の近くなので避けましょう。　特に妊娠中は厳禁です。

 

【８】SAR値の小さい機種を選ぶ

SAR値とは人体に吸収される電磁波の熱量の事です。

機種ごとに違うので、携帯電話会社のHPなどで調べてみましょう。

 

まとめ

今では、誰しもが持っていて、無くてはならないものになったスマートフォン・携帯電話。

電磁波の体への影響と危険性をどのくらいの人が知って、対策をしているのでしょうか？

 

国としての安全基準を設けて頂きたく思いますが、まず　私たち親がスマートフォン・携帯の電磁波の問題点・最新情報をとり、今出来る事から始めましょう。