リモートワークのパパ 痛風増えている!!なる前にチェックしよう!!
リモートワークのパパ 痛風増えている!!なる前にチェックしよう!!
こんにちは
今回は、子育中のパパ、ママさん 忙しい日々を送っていると思います。
どんなに子育て、仕事が忙しくても 身体が主本!
身体の健康がなくては、子供も家庭も守る事が出来ません!
今回は、コロナ渦でリモートワークがとても増えていている中、
リモートワークがきっかけに痛風も増えている!そうです(; ・`д・´)
痛風の患者は、30~50歳代の男性に多く、子育て世代のパパさん要注意!!
男女比は 男性 98% が男性!!
女性に少ない理由は、女性ホルモンが尿酸を体外へ排出しやすくしているためで、更年期以降は発生率が女性も上がるようです。
なってしまうと、痛みは激痛の様で、薬での治療も始まります。
そうなる前に是非、数値でチェック! 生活習慣を早めに変えて事前に防いでいきましょう。
★痛風の健康バロメーターになる健診項目★
まずは尿酸値をチェック!
血液検査の中で、尿酸値を確認しましょう。
尿酸値が7mg/dl以上の場合は痛風の原因となる高尿酸血症と診断されます。
高尿酸血症の状態が続くと尿酸が結晶化して関節などに蓄積することで関節炎を起こし、激痛を突然感じるようになります。
これが痛風です。
高尿酸血症・痛風で密接に関連する数値もチェックしよう!
高尿酸血症(痛風発作の原因となる)・痛風は、いくつかの病気の発症と進展と密接に関連する事がわかっています。
ここでは、尿酸値と共にチェックしておきたい項目を上げます。
血清クレアチニン値(Cr)
血清クレアチニン値(Cr)は、腎障害の指標です。
尿pH(水素イオン濃度)
尿のpH正常値は6.0前後の弱酸性です。
食事などの影響で変動しやすいため、基準値は5.0~7.0前後と幅広く設定されているのが一般的です。
pH値は低くなると強い酸性、高くなるほど強いアルカリ性を示します。
酸性になると尿路結石が出来やすくなったり、尿酸を排泄する効率が悪くなったりするので、チェックしましょう。
内臓脂肪の面積
内臓脂肪の面積が100㎠を越えると『内臓脂肪型肥満』と判定されます。
内臓脂肪が過剰に蓄積されると尿酸値が上昇してしまいます。
内臓脂肪を調べるには腹部CTなどの検査が必要ですが、簡易的ですが、ウエストの計測だけでわかる目安があります。
ウエストサイズ 男性は85cm以上 女性は90cm以上だと内臓脂肪の面積が100㎠以上と推定されます。
チェックしてみて下さいね。
BMI
高尿酸血症(痛風発作の原因となる)・痛風は太り気味というケースが少なくありませんので、この項目もチェックです!
中性脂肪・HDLコレステロール値
中性脂肪・HDLコレステロール値は脂質異常症を診断する指標です。
脂質異常症は高尿酸血症・痛風患者に高い頻度でみられるメタボリックシンドロームの構成要素でもあるので見ておきたい項目です。
血圧
高血圧はメタボリックシンドロームを構成する要素の一つ。
尿酸値と血圧がともに高いと腎障害のリスクも高まります。
血糖値
高血圧同様、血糖値もメタボリックシンドロームを構成する要素の一つ。
高血糖であると様々な病気を引き起こし、高尿酸血症・痛風とは互いのリスクを高め合ってしまう関係とされています。
痛風の発作は、1週間~10日ほどで症状が落ち着きますが、症状がないからといって治療せずに放置すると再発をするほか、合併症のリスクも高まります。
治療の基本は生活習慣を見直す事です。
発症前から、心がけて生活しましょう。
次に気を付けるポイントを上げていきます。
高尿酸血症・痛風になる前に 生活習慣を見直しておこう!
尿酸値を下げる薬を飲めばすぐに尿酸値は下がりますが、体内では常に尿酸が作られているので根本的な解決にはなりません。
生活習慣を見直して早めの対処をしておきましょう。
バランスの良い食事を心がける。
『プリン体を含む食品を食べてはいけない』と思っていませんか?
プリン体はほとんどの食品に含まれているため、極度にプリン体を避けた食事はバランスが悪くなってしまいます。
また、プリン体が非常に多く含まれている食材を控えたところで、そもそもの食事摂取量が多ければプリン体の過剰摂取になってしまいます。
プリン体が非常に多く含まれている食材を控える事は大切ですが、それ以上に食事摂取量を適切なものにして肥満を予防する事が高尿酸血症・痛風を予防・改善する事に繋がると言われています。
お酒は休肝日を設けて適量を飲む
アルコール摂取すると肝臓で尿酸がたくさん作られます。
アルコールを分解すると乳酸が増えて腎臓が尿酸を排泄する働きを邪魔します。
その為、尿酸を下げる為には禁酒が一番効果的です。
しかし、禁酒によってストレスが溜まり、暴食したり、お菓子を大量に食べては逆効果に…
お酒ごとに適量を守り、週二回は休肝日を設けて無理なく行ってきましょう
焼酎のお湯割り 1杯
日本酒 1合
ビール中瓶 1本
ワイングラス 2杯
ウィスキーダブル 1杯
適度に運動する
高尿酸血症・痛風の人は肥満傾向が高いため、適度の運動を習慣にしていきましょう!
尿酸値を下げる為には、『有酸素運動』を取り入れてみて下さい。
1日30分以上のウォーキングがオススメです。これまで運動習慣がなかった方も始めやすく続けやすいからです。
『1日30分以上』は続けて30分じゃなくてもOK!朝昼晩10分ずつ、仕事の行き帰りに15分ずつでも構いません。
日常生活の中でこまめに歩く習慣がつくと自然に『1日30分以上』がクリア出来るようになってきますよ。
水を+1.2リットル飲む
尿酸をしっかり体外に排出するには水分が必要です。
尿量が増えれば、尿酸排出量も増えるからです。
体内の水分は尿や便、汗や呼吸などにより1日2.5リットル排出されています。
私たちは、1日3食の食事から約1リットル 食べ物を分解する時に生じる水分(=代謝水)0.3リットルの水分を摂取しています。
残り1.2リットルの水分を摂取する必要があります。
水分を摂取するポイントは、『一度ではなく細めに』がポイントです。
コップ1杯の水を『朝起きた時・夜寝る前』『食事時』『入浴前後』などに分けて飲んでみて下さい。
まとめ
今回は、リモートワークが引き金に痛風が増えているので痛風についてまとめてみましたが、痛風だけでなく同じく生活習慣病等も気になるところです。
是非、健康診断の数値をしっかり確認、早めに改善していきましょう。
世の中の流れ、環境が色々変化していますが、柔軟に生活スタイル、習慣も一緒に変えて健やかに日々過ごせるようにしていきましょう❤
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