おくるみに巻いた時の赤ちゃんの足の位置、手の位置は?股関節脱臼を起こさない為のポイント
おくるみで赤ちゃんを巻く前に確認★手足の位置は??
足(脚)
まず、赤ちゃんの脚は、股関節と両膝が十分に曲がった、М字型で、その状態で足をバタバタさせるのが好ましい脚の様子です。
(バタバタする事で良好な発育が促されます)
足がМ字の形が取れ、自由に動かせる程度で巻くのが望ましいです。
脚もそうですが、腰も自分で動かせられる様にしてあげると更に良いです。
下半身をきつく巻いてしまうと『股関節脱臼』を起こす可能性がありますので、注意が必要です。
赤ちゃんに起こる、股関節脱臼について、チェック項目は後でご紹介します。
手
おくるみを身体に巻き付けるタイミングで、赤ちゃんの肘を曲げて、胸の前に手を軽く置いてあげ、逆側も同じようにして包みましょう。
赤ちゃんの股関節と発育性股関節形成不全症
赤ちゃんの股関節は柔らかく、生まれた時に脱臼していたり、注意していても発育の過程、生活の中で脱臼してしまう事があります。
脱臼とは、関節が抜けてしまう状態です。
発育性股関節形成不全症(ちょっと前までは、先天性股関節脱臼と言われていました)と聞くと先天性…生まれつきと思われがちですが、生まれつき脱臼していることは少なく、生後の環境因子で脱臼してしまう事が多いのです。
赤ちゃん 股関節脱臼になっていないかチェック!
赤ちゃんの股関節脱臼。
チェック項目はこちら。
✅顔がいつも同じ方向を向いている
✅両脚がM字に開きづらく、ひざが伸びている事が多い
✅立膝や脚が内側に倒れた姿勢をとっている
✅太ももの左右のシワが違う
✅女児(比較的起こりやすい)
当てはまるものがあれば、様子をしっかり観察して、必要に応じて受診したりする必要があるでしょう。
赤ちゃんの股関節脱臼 予防する方法★
✅おくるみで包む時は、足がМ字の形が取れ、自由に動かせる程度で巻く
✅おむつをぎゅっと締めすぎない
✅ねんね期の横抱きの時、スリングを使う時、脚のМ字の形が取れているか
✅縦抱きが出来るようになったら、赤ちゃんの脚が股関節がしっかり開き、М字になるようにして抱っこする
✅向き癖がある場合、向きにくい方の脚の開き注意、観察が必要です。顔が向きにくい方向に向けるように工夫しましょう。
まとめ
おくるみは、生まれてから~4か月くらいまで(包む使い方の場合)の赤ちゃんの育児に便利、赤ちゃんにとっても心地よい時間を作ってくれるお役立ちアイテムです。
使い方をしっかりチェックして、賢く便利にフル活用して下さいね。
では、大変だけど人生で一大イベント 子育て お互い楽しんで行きましょう~❤❤
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