子供が万が一の時の為に…ヤケドのの応急処置を知っておこう！

 

冬になると、ファンヒーター・ポット・加湿器などの冬の器具を使うことが多くなりますね。

アウトドアをするご家庭ではBBQ・焚き木などもされたりするのではないでしょうか？

 

大人がちょっと目を離した瞬間に熱いお湯やスープをこぼしてしまったり、子供は好奇心旺盛なので熱い炭を触ってみてしまったり、熱い湯気に手を当てたりするなど

予期せぬ　危ない場面が増えます。

 

また、カイロや電気カーペットなどでじわじわとやけど状態になる【低温やけど】にも注意が必要です。

 

 

そして、やけどは、軽度のものを含めれば、誰でも一度は経験する頻度が高いけがと言えます。

いざという時にパニックにならない様に、やけどの応急処置・対処法をチェックしていきましょう！

 

もし、やけどをしたら…

 

家庭では　とにかく、すぐに【冷やす】ことが重要です。

すぐに冷やすことでやけどの進行を止め、痛みも押さえる事が出来ます！！

 

✅流水で最低5～10分は冷やす。水の勢いは強くしない

✅服の上から熱湯がかかった場合は、服の上から流水で冷やす。範囲によっては浴室のシャワーで冷やす。

　無理に服を脱がせると、皮膚が剥がれる事があるので注意して下さい。

 

観察ポイント

やけどは範囲と深さが重要です。

やけどの深さは第１度～第３度に分類されます。

 

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【第１度】皮膚の表面が赤くなっている時で、水ぶくれにならない程度

【第２度】水ぶくれ（水泡）が出来ている状態

【第３度】皮下組織まで達するやけどで、皮が黒く焦げていたり、白くなっている状態

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判断基準

 

こんな時はすぐに救急車を呼んで

✅全身のやけど

✅顔面のやけど

✅全身の10％以上の広い範囲のやけど

 

全身の10％はどの位…

その子供の手のひらの大きさが１％と仮定し、やけどの範囲が手のひら10個以上の範囲と考えましょう。

子供は全身の１０％以上の範囲の皮膚がやけどを負った場合に重傷と判断されます。その場合　急いで病院に行きましょう。

 

こんな時はすぐ受診

✅手や足の指。皮膚がくっつく事がある。

✅陰部

✅水泡ができた。水泡がつぶれると感染をおこす恐れがあります。潰さないようにして病院に行きましょう。

 

 

子供のいる家庭　こんな所に注意！

 

✅炊飯器・電気ケトル・電気ポット

蒸気に手を当ててしまう。

コードを引っ張ったりして倒す。

 

✅グリル付きコンロ

台からフライパンや鍋の取っ手が外に飛び出ていると子供の手が届きひっくり返す。

魚焼きグリルのガラス部分が高熱になっている時に触ってしまう。

 

✅アイロン

アイロン台を引っ張って倒した

使用後、冷ましている間に子供が触ってしまう

 

✅テーブルクロス

テーブルクロスを引っ張り　味噌汁やスープなど熱いものが落ちて子供にかかってしまう。

 

 

お子様の発達段階に応じて、早めに環境整備を行う事が大切です。

お読みくださりありがとうございました⭐